地域包括ケアシステムとは、地域の実情に応じて高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自立した日常生活を営むことができるように、医療や介護などの支援を包括的に提供するための仕組みです。

近年、国民の医療や介護需要の増加、認知症高齢者などが増加していることもあり、それらの問題に対応していくための地域の仕組みづくりが求められています。

そのため、厚生労働省は、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、地域包括ケアシステムの構築を目指しています。

市町村においても、3年ごとの介護保険事業計画の策定・実施を通じて、その地域の実情に応じた地域包括ケアシステムを構築するための取り組みを行っています。

また、介護保険法の中でも、2011年の改正で地域包括ケアシステムの構築という方向性が打ち出され、2014年の改正では地域包括ケアシステム構築の推進が明示されました。

さらに、2017年の改正では、長期的な医療と介護の両方が必要な高齢者を対象とする、介護医療院が新たに創設されるなど、地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みが活発化しています。



参考文献

TAC社会福祉士受験対策研究会(2018)『2019年版みんなが欲しかった!社会福祉士の教科書 共通科目編』TAC出版.

TAC社会福祉士受験対策研究会(2018)『2019年版みんなが欲しかった!社会福祉士の教科書 専門科目編』TAC出版.

一般社団法人日本ソーシャルワーカー教育学校連盟(2018)『2019社会福祉士国家試験過去問解説集』中央法規出版.

資格試験研究会(2019)『平成31年度試験完全対応 公務員試験 速攻の時事』実務教育出版.

著者
ちゅるない

ちゅるない

福祉系公務員の試験に挑戦しましたが、すべて面接で撃沈…。 筆記試験は合格できたので、福祉職や心理職を目指す人に向けて、そのことを中心に助言したいと思います!

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