ジェネリック・ソーシャルワークとは、特定の分野での専門的な知識だけでなく、各分野に共通する概念や知識、技術などを用いた個別援助技法である。

「ケースワークの母」と呼ばれるリッチモンドの活動などによりソーシャルワークが専門化していく中で、ケースワークの共通基盤を求める動きがあり、1923〜1928年にアメリカでミルフォード会議が開催された。

1929年に発表された報告書で、ケースワークにおけるジェネリック(一般性)スペシフィック(専門性)の概念が提起され、ジェネリック・ソーシャルワークの重要性が示された。

近年、ケースワークにおけるクライエントの問題やニーズは多様化している。例えば、生活保護受給者が金銭的な支援だけでなく介護の支援も必要とする場合など、複数の分野で問題を抱えている事例も多くある。

そのような場合、ソーシャルワーカーが特定の分野での専門的な知識しか持っていないと、さまざまな問題に対応できない。

クライエントの問題やニーズが多様化している現代では、ソーシャルワーカーにはジェネリックな側面が求められている。

(467字)



参考文献

TAC社会福祉士受験対策研究会(2018)『2019年版みんなが欲しかった!社会福祉士の教科書 共通科目編』TAC出版.

TAC社会福祉士受験対策研究会(2018)『2019年版みんなが欲しかった!社会福祉士の教科書 専門科目編』TAC出版.

一般社団法人日本ソーシャルワーカー教育学校連盟(2018)『2019社会福祉士国家試験過去問解説集』中央法規出版.




著者
ちゅるない

ちゅるない

福祉系公務員の試験に挑戦しましたが、すべて面接で撃沈…。 筆記試験は合格できたので、福祉職や心理職を目指す人に向けて、そのことを中心に助言したいと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です