今回は、法務省専門職員の試験で頻出の「非行少年」についての紹介です。

少年法では20歳に満たない者を少年と言い、非行少年を犯罪少年、触法少年、虞犯(ぐはん)少年の3つに区分している。

犯罪少年とは、14歳以上20歳未満の罪を犯した少年である。少年の健全育成のために、成人の刑事司法手続きにおける微罪処分や不起訴処分にあたる措置は行わない。その代わりに、家庭裁判所に送致し、調査ののち処分内容を決定する全件送致主義が採られている。

触法少年とは、14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした少年である。児童福祉法による措置を原則とし、児童相談所などに通告する。なお、都道府県知事または児童相談所長から送致を受けた場合のみ、家庭裁判所の審判に付すことができる。

虞犯(ぐはん)少年とは、20歳未満で一定の事由があり、将来罪を犯すおそれまたは刑罰法令に触れる行為をするおそれのある少年である。一定の事由とは、保護者の正当な監督に服さないこと、理由もなく家庭に寄りつかないことなどが挙げられる。14歳未満の虞犯少年には触法少年と同じ手続きがとられるが、14歳以上の虞犯少年は原則家庭裁判所に通告する。また、18歳未満の虞犯少年は児童相談所に通告する場合もある。



参考文献

TAC社会福祉士受験対策研究会(2018)『2019年版みんなが欲しかった!社会福祉士の教科書 共通科目編』TAC出版.

TAC社会福祉士受験対策研究会(2018)『2019年版みんなが欲しかった!社会福祉士の教科書 専門科目編』TAC出版.

一般社団法人日本ソーシャルワーカー教育学校連盟(2018)『2019社会福祉士国家試験過去問解
説集』中央法規出版.

参照

検察庁.少年事件について
http://www.kensatsu.go.jp/gyoumu/shonen_jiken.htm(2019/11/15)

著者
ちゅるない

ちゅるない

福祉系公務員の試験に挑戦しましたが、すべて面接で撃沈…。 筆記試験は合格できたので、福祉職や心理職を目指す人に向けて、そのことを中心に助言したいと思います!

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