今回は、教育学のおすすめの参考書について紹介します。

教育学は、国家総合職(人間科学)、家庭裁判所調査官補、法務省専門職員の試験で出題されます。

「教育学!」という言葉だけ見るとすごく難しそうな学問に感じるかもしれませんが、勉強範囲はそれほど広くない上に、内容も社会学や心理学ほどは難しくありません。

そのため、これまで教育学にまったく触れたことがない人でも、いきなり問題集を解き始めても大丈夫です。

・問題集

公務員試験向けの問題集は、スー過去からのみ出版されています。

問題集の1/3程度しか教育学の問題が掲載されていないので、少し物足りない感はあります。

ネットで評価を見てみると、明らかな解答・解説の誤りや記述の矛盾などが多いと言われていましたが、使用した感じではそこまで気になりません。

教育学の学習方法や試験ごとの出題傾向も載せられているので、おすすめの本です。

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スー過去だけでは物足りないという方は、教職採用試験用の問題集を使ってください。

ただし、公務員試験では出題されないような範囲も載せられているので、出題範囲と照らし合わせて必要な部分だけを勉強するのがおすすめです。

・参考書

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スー過去の中でもおすすめされている、暗記用のまとめ本です。

こうしたまとめ本があれば、ちょっとした調べものをするときや、すきま時間に使用するのにとても便利ですね。

私はスー過去+らくらくマスターを使って勉強したのですが、法務省専門職員の試験では教育学で8/10点取ることができました!

なので、教育学の勉強はスー過去+らくらくマスターで十分かもしれません。

ちなみに試験全体では、心理学7点、教育学8点、社会福祉学10点、社会学9点で34/40点でした。

なかなか高得点だったので、ちょっと自慢です。笑

それだけに、面接で足切りになったことが悔やまれます…。

・頻出事項

らくらくマスターでは必要のない内容も多かったので、覚えるべき重要な箇所を紹介しておきます。

これは、私が法務省専門職員の過去問を取り寄せて、平成25年度〜30年度の試験の出題傾向を調べた上で、特に重要だと思った箇所です。

教育原理
・教授、学習理論
・教育課程の概念
・学習指導要領の変遷
・学習指導
・学習評価
・いじめ
・生涯学習
・学校評価

教育史
・西洋教育史
・日本教育史

教育法規
・教育基本法
・懲戒
・教員免許状
・教員の服務

教育心理
・教育評価

以上が、平成25年度〜30年度の法務省専門職員の試験で何度も出題されていた範囲です。

特に西洋教育史の人物は毎年数題出されているので、人物・著作・キーワードをセットで覚えましょう。

教育心理に関しては、心理学の内容と被っていますが、ほとんどが教育学ではなく心理学で出題されます。

教育学でよく出題されるのは、教育評価です。

・まとめ

以上で、教育学のおすすめの参考書についての紹介を終わります。

教育学は出題範囲もそれほど広くなく、勉強しやすいので、他の専門科目の勉強がある程度進んでからでも大丈夫です。

おすすめの順番は、社会福祉学→社会学→心理学→教育学。

社会学と心理学の内容は、社会福祉学にも少し含まれています。

また、社会学で登場する人物が教育学にも登場するので、この順番で勉強するのが一番内容を理解しやすいと思います。

投稿者
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ちゅるない

2019年度に福祉職の公務員試験に挑戦しましたが、すべて面接で撃沈…。 筆記試験は合格できたので、福祉職や心理職を目指す人に向けて、そのことを中心に助言したいと思います!

8件のコメント

  1. アバター

    法務省専門職員は教育学も勉強しなくてはいけないのですね!心理学だけだと思っていました。。大学に学校教育コース教育心理学専攻があるのですが、これから法務省専門職員を目指すには最適だと思われますか?短期大学の心理学(福祉と心理どちらも学べます)と悩んでいます。
    大学と短期大学だと、やはり大学の方が良いのでしょうか、、。その理由として短期大学卒だと法務技官、法務教官の試験は受けられないとどこかで聞いたことがあるからです。(>人<;)短期大学は保護観察官しか受けられませんか?長文申し訳ありません。

    mi
    1. アバター

      法務省専門職員の中の矯正心理専門職を目指すのであれば、かなり高度な心理学の知識が必要ですが、法務教官と保護観察官の試験はそれほど専門的ではありません。

      社会福祉学、社会学、心理学、教育学の4分野から広く浅く出題されるという感じです。勉強の優先度でいうと社会福祉学が一番高く、社会学と心理学が同程度、教育学が最も低めです。

      社会福祉学は他の公務員福祉職の試験でも必ず出題されるので、法務省専門職試験のための勉強が他でも役に立ちます。

      また、短大卒では矯正心理専門職の試験は受けられませんが、法務教官と保護観察官の試験は受験可能です。

      詳しくはこちらから確認してください。https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/sennmonnsyoku_daisotsu/houmu/houmu_daisotu.html

      ちなみに、これらの試験は同じ日に実施されるので併願はできません。保護観察官を目指すのなら保護観察官区分、法務教官を目指すのなら法務教官区分で試験を受けることになります。

      大学と短期大学どっちに行くべきかという質問ですが、保護観察官を目指すだけであれば、どちらを選んでもあまり違いはありません。専攻も心理学と福祉学どちらでも大丈夫です。

      ただ、福祉職の試験によっては社会福祉士の資格が必要になる場合もあるので、結局はどの試験を受けるかによって行く学校を決めるのが一番いいと思います。

      ちゅるない
  2. アバター

    ありがとうございます。やはり矯正心理専門職は、短大卒だと試験を受けることができないのですね( ; ; )試験は21歳から30歳まで受けることができるとのことですが、短大にいくとしたら卒業した時に20歳?なので受けることができないのでしょうか。それか翌年21歳だと受けられるのでしょうか?詳しく教えていただき本当にありがとうございますm(__)m

    mi
    1. アバター

      21歳未満の場合でも、大学や短大を既に卒業した人、もしくはその年度内に卒業予定の人は受験できると明記されているので大丈夫です!

      どうしても不安なら、自分でも人事に問い合わせてみてくださいね。進学先を決める上でとても大事なことですから。

      ちゅるない
      1. アバター

        ありがとうございます!ちゅるないさんオススメの参考書や本を買って、頑張りたいです!!これからも応援してます(^^)!

        mii
        1. アバター

          応援するのはむしろ私のほうです!笑

          私もできる限り協力しますから、一緒にがんばりましょう。

          ちゅるない
          1. アバター

            ありがとうございますミネルヴァによくわかる司法福祉というものがあるのですが、司法福祉は必要だと思われますか?

            mii
          2. アバター

            司法福祉は少年法や更生保護制度について学ぶので、法務省専門職員の仕事内容にも関連が深い科目ですね。勉強しておいて損はないと思います。

            ただ、調べたところ出版年が2004年とかなり古いので、古いデータや既に変更された制度などには注意が必要です。参考書を選ぶときは、いつ頃出版された本なのかにも注目してみてください。

            後は、司法福祉はあくまでも社会福祉学の中の一つの分野ですから、先に社会福祉学の全体を網羅してから勉強したほうが理解しやすいかもしれません。

            今までまったく社会福祉学に触れたことがないのであれば、ミネルヴァの『よくわかる社会福祉』や有斐閣の『ウェルビーイング・タウン 社会福祉入門』あたりの入門書がおすすめです。

            ちゅるない

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