今回は、私が公務員試験に全落ちした後に、どのような行動を取ったのかお話ししようと思います。

もしも私と同じように公務員試験に全落ちし、今後どうすればいいのか悩んでいる人がいるのであれば、私の話が少しでも役に立てば幸いです。

・選択肢は3つ!

私が受けた試験は、法務省専門職員、地方上級、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の3つでした。

高齢・障害・求職者雇用支援機構は6月の1次試験で落ち、法務省専門職員と地方上級は2次試験で落ちてしまったので、8月には早くも持ち駒がなくなることに…。

不合格とわかってからはしばらくの間無気力状態になり、1週間ぐらいただ寝て起きるだけの生活だったかもしれません。笑

1年以上準備を続けてきたわけですから、やはりショックは大きかったですね…。

そこからすぐに立ち直れたわけではないですが、大学を卒業して宙ぶらりんの状態になるのは嫌だったので、そろそろ次の選択肢を考えることに。

私に残された選択肢は3つありました。

1つ目
他の自治体を受験する

自分の持ち駒がなくなった段階では、まだ公務員試験のすべての日程が終わったわけではなく、これから1次試験が実施される自治体もいくつかありました。

しかし、私が志望する社会福祉区分の公務員は、B日程やC日程で試験が実施されるような小さな自治体ほど、社会福祉士の資格取得を要件としている傾向にありました。

そのため、社会福祉主事任用資格しか持たない私が受験可能な自治体は見つからず、B日程やC日程の受験は諦めることに…。

一応、事務職に採用されてから社会福祉課を目指す方法もありましたが、法律や経済をほとんど勉強していない私が事務職の試験に太刀打ちできるはずもありません。

それに加え、事務職は専門職以上に人物試験の配点が高いので、面接で全落ちした私にとってはまさに茨の道です。

そのときになって、社会福祉士の資格を取っておいたほうが良かったなと少し後悔しました。

ほとんどの自治体の社会福祉課は社会福祉主事任用資格だけで事足りるので、取る必要はないと思ったのですが、やはり取っておいたほうが選択肢の幅が広がりますね。

福祉職・心理職の公務員を目指す人の中で、社会福祉士の資格を取るかどうか迷っている人は、ぜひ取っておくことをおすすめします。

もちろん、学費や時間の問題もあると思いますが、資格を取っておけば活躍の機会はいっぱいありますよ!


2つ目
民間企業に就職する

一番現実的な選択肢が、公務員を諦めて民間企業に就職することでした。

民間企業に就職するなら、生活相談員とか福祉用具専門相談員の仕事をやってみたいと前々から思っていたので、とりあえず色々と企業を探したり、説明会に参加したりしてみました。

企業探しには就職支援サイトや就活エージェントを利用しましたが、公務員一本で準備してきた私には就活の進め方が全然わからず、パニック状態に。

民間企業の就活は、公務員試験の対策以上にやることが多いような気がします。

提出書類も多いし、面接の回数も多いし…。

さらにそれを複数社同時に進めるとなると、頭がパンクします。

公務員試験対策と民間企業の就活を並行して進めている人を心から尊敬します。

一時期はだいぶ民間企業への就職に気持ちが傾いていたのですが、ふと自分が面接で全落ちしたことを思い出し、急激に不安に。

主に「面接で落ちるということは、人間性に問題があるんじゃないか」「どこを受けても面接で落ちるんじゃないか」といった不安です。

それと、私は大学時代に社交不安障害(究極の恥ずかしがり屋みたいなものです)という病気になったことがありまして、人と接するのがあまり得意ではないことも、なかなか就活を進める決心がつかなかった理由の一つです。

この先40年以上も、あまり好きではない仕事のために、毎朝同じ時間に起きて通勤し、場合によってはあまり相性の良くない人と仕事しなければならないと考えたら、悲観的な気持ちになってしまいますよね…。

みんな自分の天職がわかれば楽なのに。笑

あれこれ考えすぎて、なかなか前に進めない私なのでした。


3つ目
フリーランスとして生きる

実は、私は大学3年のときぐらいから、教育関係のアルバイトをしつつ、たまにWebライティングの仕事もしていました。

Webライティングっていうのは、ネット上の記事を書く仕事で、商品の紹介をしたり、お悩み解決の記事を書いたりします。

文章を書くのは元々好きだったのですが、始めたばかりの頃は、たった400文字の記事に2〜3時間もかかるような有り様で、時給で言えば200円とかでした。笑

とはいえ、根気強く続けていれば意外と慣れるもので、数ヶ月してなんとか普通のアルバイト程度には稼げるように。

実は、このブログを開設したのも、文章を書く練習が目的の一つだったりもします。

Webライティングを始めたときは、これを本業にしようとはまったく思っていたのですが、公務員試験に全落ちしてからは選択肢の一つとして考えるようになりました。

自宅で作業できるので通勤が必要ない点と、人間関係のストレスがほとんどない点は、かなり大きな魅力ですね。

ただ、収入が不安定なことや社会的信用が低いこと、独り立ちするまでに時間がかかるので親に迷惑をかけてしまうことなど、フリーランスとして生きるには数多くの問題がありました。

・私が選んだ道

一番現実的なのは、民間企業に就職することだったと思います。

親にとってもそれが一番安心するでしょうし、私が生きていくにも一番安定した道です。

でも、自分の身体や性格のことを考えると、大学で社交不安障害になったときのように、社会で働けばまたストレスが大爆発するのではないかという不安が強く、結局私はフリーランスとして、Webライターとして生きる道を選びました。

次の年に公務員試験に再挑戦することも少しは考えましたが、筆記試験で落ちたのではなく、面接で全落ちしたという結果が、公務員を諦める決め手になりました。

たぶん私はストレス耐性があまりにも低く、この人は社会に出て働くには不安があると、面接官にも見抜かれたのでしょう。

ついに、「大学を出てすぐに就職する」「みんなと同じように外で働く」といった常識にとらわれず、私は私らしく生きていくことを決意。

・私と同じような境遇の人へ

それからの私は、大学卒業と同時に開業届を税務署に提出し、晴れてライター業を営む個人事業主となりました。

個人事業主となって半年ほど経った2020年9月現在、まだ独り立ちはできず、親に甘えさせてもらっている状況ですが、普通のアルバイトをみっちりやったのと同じぐらいの月収を稼げるようになっています。

「それなら普通のアルバイトしたほうがいいじゃん」と思うかもしれませんが、時給200円だったことを考えれば、これでも大きな進歩です!笑

ゆくゆくは月収15〜20万円稼ぐことが目標です。

それぐらいの収入があれば一人暮らしできそう…?

もしも私と同じように公務員試験に全落ちし、これからの進路に悩んでいる人がいれば、時間に囚われずにゆっくりと考えることをおすすめします。

私としては、「新卒で就職する」「どこかの企業に就職して働く」といった考えが、自分自身の選択肢を狭めてしまっているような気がします。

大学卒業後にアルバイトをしながら将来のことを考えるとか、フリーランスとして自分で稼ぐ道を模索するとか、そんな時間があってもいいんじゃないでしょうか。

もちろん、公務員試験に再挑戦するにしても、フリーターやフリーランスになるにしても、もう少しの間親に面倒を見てもらうことになると思うので、自分だけの判断で決めず、しっかりと両親と相談してくださいね。

公務員試験の合格不合格に関係なく、みんな長い間色々な準備をしてきたのですから、公務員を目指す人は本当に真面目で頑張り屋な人ばかりなんだと思います(自画自賛じゃありませんよ!笑)。

でも、頑張ってばかりではいつか息切れを起こしてしまうので、あまり頑張り過ぎず、気楽に生きていきましょう!

私のように、公務員試験に全落ちしても、のらりくらりなんとかやっているヤツもいます。